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イナダの信頼と実績は、江戸時代からの長い歴史に裏付けられています。
古くは、江戸時代の「江戸七問屋」の時代にはじまり、その技や英知を現代に受け継ぎ、
かわらない“石への情熱”をもちながら、お客様へ質の高い商品とサービスを提供しております。
ここでは、そのイナダの軌跡をご紹介いたします。 |
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イナダグループのルーツをたどると、遠く江戸時代、今から約230年以上前にまでさかのぼることができます。
当時、江戸市中で用いられていた石材は、現在の神奈川県・真鶴地方で切り出される安山岩と、伊豆半島南部・大賀茂地区で採取される砂岩がほとんどでしたが、それらは船で隅田川岸に運ばれました。このため、石材問屋は隅田川岸に集中し、江戸市中はもちろん、広く関東一円に石材を供給して、卸売り販売は盛況を呈していました。
昭和―天明年間(1764-89年)、幕府は経済政策上、統制指導に乗り出しましたが、この統制は石材問屋にも及び、隅田川岸に集まっていた有力問屋7軒に組合を組織させました。これによって卸販売の独占権を公認する代わり、運上金・冥加金を課して税の徴収を確保するなど、経済的な管理・統制を図ったのです。
この問屋組合が、日本の石材業界における組合組織の原点ですが、7軒のうち、現在もなお存続し営業を続けているのはわずか2軒。墨田区両国にある一社と、株式会社イナダです。
株式会社イナダの創始者・稲田伝は、江戸七問屋のうち1つであった石材店「松芳」の支配人をも務めた人物。若いころから石材商に身を置き、“石を商う”道を極め続けると同時に、問屋組合の伝統をそのまま継承。多くの英知と規範を今日に伝えています。
イナダグループはその流れをじかに受け継ぐ会社。江戸以来の古き良き伝統と、初代の“石を商うこころ”とが、脈々と流れているのです。 |
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現在では、多様化するニーズにこたえるべく、製品輸入、自社加工、国産品の卸販売と、
輸入商社、メーカー、問屋の三つの顔をもつハイブリッド企業(混成・複合企業)として活動しております。
取引先は中国、韓国にとどまらず、インド、アメリカ、ヨーロッパと幅広く展開しています。
CADもいち早くとりいれ、多種の石材と高い技術力であらゆるニーズにお応えしております。 |